【抗精神病薬】および【睡眠導入剤・抗うつ薬・抗不安薬】専用服薬情報提供書フォームの提供について
平素より日本精神薬学会の活動にご協力賜り、深く感謝申し上げます。
近年、改正薬機法や調剤報酬の関係から服薬情報提供書(トレーシングレポート)を提出する薬局が増えています。また様々な提供書フォームでは見づらいことから、独自のフォームを作成している医療機関も増えてきました。
精神科病院ではまだ独自フォームを用意していない状況にはあるようですが、向精神薬はいずれも副作用発現には注意が必要で、早々に服薬情報提供することの望まれる領域でもあります。そこで地域医療連携推進委員会では、向精神薬の服薬情報提供を効率的に行うことを目標に、薬剤別の専用服薬情報提供書フォームを作成しました。
専用フォームの特徴は、以下の3点です。
- ①文章表現は最低限とし、チェック項目を多くすることで情報を伝えやすい。
- ②薬効別に発現しやすい副作用症状を一覧としたので、用語だけを参考することが可能。
- ③このまま専用フォームをダウンロードして使用していただくことが可能。
はじめに「トレーシングレポート」の書き方もありますので、ご参考の上、専用フォームを是非、ご利用ください。
服薬情報提供書は医療機関と薬局との情報交換ツールですので、双方に取って使いやすいことが望まれます。
後日、使用に関するご意見を伺いたく、アンケートを実施する予定ですので、その際はご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和5年9月吉日
地域医療連携推進委員会
委員長 竹内尚子
トレーシングレポートの書き方
- トレーシングレポートの書き方
トレーシングレポートの書き方について下記PDFファイルをご参考ください。