BPCNPNPPP4学会合同年会での
「第6回 抗精神病薬に関する
減薬・減量のワークショップ」のご案内

 

 第6回日本精神薬学会総会・学術集会では、BPCNPNPPP4学会合同年会にて、ワークショップ「第6回 抗精神病薬に関する減薬・減量のワークショップ」を企画しております。
 募集要項など詳細は、当学会、ならびにBPCNPNPPP4学会合同年会ホームページにて、9月中旬ごろお知らせする予定です。ご興味のある方は、是非ご参加ください。

概 要
 近年、精神疾患における薬物療法は多様化・複雑化しています。中でも、統合失調症の薬物療法において抗精神病薬の単剤療法で効果が得られない場合、薬剤の切り替え、増強療法、あるいは併用療法などで対処しますが、薬剤の追加は時として多剤大量療法を招く恐れがあります。多剤大量療法は、治療効果を増強するというエビデンスはなく、むしろ副作用のリスクを上昇させ、アドヒアランスの低下を招く恐れがあります。多剤大量療法を解消するには、薬理学的特性を重視して主剤となる治療薬の単純化や減量を行う必要があります。そのためには、①単純化や減量の知識とスキルの習得、②それに伴う併用薬使用の是非の判断、③副作用の顕在化やアドヒアランスの向上を目指した支援などが鍵となります。本ワークショップでは、実臨床で応用できる知識とスキルの習得を目指す薬剤師を対象とし、症例を用いた抗精神病薬に関する減薬・減量方法の基本を学びます。